2012年5月29日火曜日

ロダン21情熱モノづくり連鎖展特別イベント〜これからのモノ作りを語るトークセッション〜

5/9から始まった「ロダン21情熱モノづくり連鎖展」。
ロダン21が単独で企画した展示会といいうのは全く始めての取り組みで、全てが手探りで始まりましたが、無事に終了することができました。

そしてその特別イベント「これからのモノ作りを語るトークセッション」が5/25に行われました。

●基調講演:株式会社サンワ 代表取締役 霜野 武志様
 講演テーマ:「二代目社長が語る、人材育成会社再生術」

●トークセッション
パネリスト:    (株)サンワ 代表取締役 霜野武志 氏
(株)シナガワ 代表取締役 品川隆幸 氏
 西岡鋲螺(株) 代表取締役 西岡治 氏
(株)テサキ製作所 代表取締役 手崎貴之 氏    
コーディネーター:ロダン21事務局 横田久美子
基調講演は(株)サンワの霜野社長。

今回のトークセッションの重要なキーワドは、以下のようなものでした。
「人材育成」
「事業継承」
「事業再生」
「新たなモノ作りのビジョン」


若い世代の方をはじめ、多くの方に熱心にお話をお聞きいただきました。


特に、中小企業にとっては上記4つはどれも大きな課題です。
そのビッグテーマについて経営者たちが集い、飾らない意見交流の場となりました。
また、次世代を担う若い起業家たちにとっては、評論家やコンサルタントが語るのとは違い、経営者の生の声が聞ける貴重な機会だったのではないかと思います。


自社の経営計画を記した「経営計画手帳」。社員全員に配布されます。

今回基調講演をお願いした(株)サンワの霜野社長は、この1年半の間に取り組んだ社員教育の実績についてお話していただきました。
その一年半という時間は、社員の皆さんが変わっていったプロセスであり、そしてそれ以上に霜野社長ご自身が変化していった期間だったそうです。

中でも印象的だったのは、
「成長した社員を受け止める器が社長自身に必要となる。
それを受け止める覚悟が社長自身に必要である。」
というお言葉でした。

会社を変えるためには、自らが率先してまず変わること。
簡単なようで非常に難しい作業であることを、霜野社長のお言葉で感じました。

創業者、二代目社長入り交じってのトークセッション。
基調講演の後には、パネリスト3名の方々にご参加いただき、トークセッションが行われました。
パネリストの皆さんが、経営者として歩んでこられた歴史の重みを感じるお話がたくさんありました。
そのお話の中には、モノ作りに対する情熱と、次世代への親心のような優しさがあったように思います。
また、これからのモノ作りへのビジョンは、皆様それぞれが明確なビジョンをお持ちであることが頼もしいと思いました。

これらの丁々発止のやり取りは、又後日ロダンの動画サイトでご紹介できればと思います。


また、(株)サンワ様の社員教育の様子は、ロダン21の動画サイト「情熱モノづくり連鎖」にて近日公開予定です。

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